- 極狭設計
- SUCO製クラッチの中で最小の騒音レベル
- 性能係数 1.75~1.25 (回転方向によって異なる)
構造と作動形態
フライウェイトは通常、フランジに合わせてつけられたピン を軸にして回転できるように取付けられます。遠心力がバネの力より大きくなるまで、テンションスプリングが周りのフライウェイトを抑えます。その後、フライウェイトが元の位置から上がり、接着された ライニング がクラッチドラムの内径に接触します。フライウェイトは非対称的に配置されているため、このタイプのクラッチによって伝達できるトルクは回転方向によって異なります。
- フライウェイト
- テンションスプリング
- ライニング
- クラッチドラム
- ピン
性能データ・寸法
型番 | D [mm] | B [mm] 1 | 標準回転速度 | |||
低 | 高 | |||||
nE 750/nB 1500 時のM [Nm] | 推奨モータ出力 [kW] 2 | nE 1500/nB 3000 時のM [Nm] | 推奨モータ出力 [kW] 2 | |||
P11 | 187 | 30 | 175 | 13 | 460 | 60 |
P12 | 193 | 30 | 180 | 14 | 500 | 70 |
ご要望に応じて、この他のサイズもご用意できます。
1) 幅Bが大きくなると伝達される力も大きくなります。
2) モータ出力は安全係数2で計算しています。
最適なクラッチの最終選択はSUCOが行います。
B=フライウェイト幅
D=ドラム内径
M=トルク
nE=係合速度
nB=動作速度