遠心系要素のバリエーション
様々なトランスミッション要件にお応えするため、SUCOでは幅広く柔軟性に富んだ製品を取り揃えています。
アキシアル駆動・ラジアル駆動どちらもご提供できます。
遠心ブレーキ・クラッチはいずれも必ず適切なドラムまたはベルトプーリと一緒に使用しなければなりません。適切なドラムまたはベルトプーリを使用せずにクラッチ・ブレーキを動作させることは禁止されています。正しくお使いいただかない場合、人に危害を及ぼす恐れがあります。
モデルK
ロータバージョン―K
このドラムなしバージョンは、クラッチまたはブレーキドラムがすでにお客様の構成の中にある場合、またはこの目的のための適切な部品が出力側で用意されている場合に使用されます。ドラムはちょうど中央に、しっかりと取付けなければなりません。トルク伝達を高めるために、クラッチにフライウェイトを数列つけることができます。シャフト径は変更可能で、テーパ取付けが可能です。
モデルG
ドラムつきロータバージョン―G
このバージョンは、シャフトの両端をつなげるために使用できます。設置時には、径方向・角度方向のずれが最小になるようにすることが重要です。ずれが大きすぎると、ライニングがすぐに摩耗したり、クラッチが完全に故障する場合があります。
モデルE
ユニットバージョン―E
シャフトの両端またはシャフトの端とドラムを取付けるのが難しい場合は、ハブとドラムの間にベアリングを使用することができます。出力駆動は、ベルトプーリ、タイミングベルトプーリ、または取付フランジをトレランスリングに押しつけて通すことが可能です。
モデルA
たわみ継手Aつきユニットバージョン
2つのシャフトの半径や角度のずれを補うには、シャフトたわみ継手を使うのが最も簡単です。たわみ継手は、径方向または軸方向に取付け・設置することができます。
モデルR
ベルトプーリバージョン―R
Vベルトでトルクを伝達する場合、ベルト溝はドラム内に機械加工することができます。このように、1重、2重、または複数の溝プーリを作ることが可能です。クラッチのサイズに応じて、プーリの有効径は約80~270mmに設定できます。一般的な溝の形は、DIN/EN準拠のSPA・SPB・SPZ・Poly-Vです。
クラッチコンフィギュレータ
クラッチコンフィギュレータ
新しいクラッチ/ブレーキコンフィギュレータを使えば、お探しの製品を数秒で見つけることができます。